かわいいは魔法

主にNEWSとBOYFRIEND とにかくアイドルが好き

私とNEWSとU R not aloneと合唱

 

私とNEWSの楽曲、U R not aloneの話をするね。もう朝だけど。‬

ここから始めようとしてツイートの下書きを打っていたら、ツリーがとんでもなく長くなってしまったから、潔くブログにすることにした。

 

‪U R not aloneは、NEWSの2017年のアルバム「NEVERLAND」に入っている楽曲。私はもともと、ああいった曲調の応援歌的なものとか、合唱曲とか合唱それ自体とか、あんまり好きではない。それは今もそう。だから最初アルバムで聴いた時も、NEWSの曲だからまあ好きだけど、そこまで好きな訳でもなかった。‬

‪私はあんまり好きじゃない曲調(バラードとか応援歌とか)でも、好きな人の曲だったら、好きな人が歌ってたらそれは好きになっちゃうタイプ。単純なのだ。ただそれでも、「まあいい」くらいでめちゃくちゃ好きになることはなかなかない。もともと好みじゃないからまあそうだよね。‬

 

‪私はずっとNEWSの茶の間ファンで、ファンクラブにも入っていなくてコンサートに行ったこともなかった。転機は2017年のNEVERLANDツアーで、高校からの友人が急遽チケットが余ったからと私を誘ってくれて、初めてコンサートに入ることになった。それがツアーのオーラスの東京ドームだった。‬

‪会場でNEWSに歌って!って言われて声を出すことの楽しさを初めて知ったコンサートの最後。私は確か、既にTwitterのレポを見て、今回のNEVERLANDツアーではアンコールがないことを知っていた。だから自然発生的にU R not aloneが聞こえてきた時に私も歌い出したのは、純粋にこの想いがNEWSに届いてほしかったから。‬‪楽しかった、嬉しかった、ありがとう、ツアーお疲れ様でしたって気持ちで歌ったU R not aloneは、全員ではなくても会場中の大合唱になった。そして、NEWSの4人がもう一度ステージの上に出てきた。すごく嬉しかったし、感動した。

 

‪ファンの気持ちや行動が本人達に届いて、それが届いたよって行動で示してくれることなんかなかなかない。しかも、コンサートでファンの自主企画で歌おうみたいなやつ、やろうとしてる人も見たことあったし、実際終演後にちょっと歌声が聞こえてくるけど一部だけで失敗するのも見たことがあった。‬

‪あんなのは大抵失敗するからあんまりやろうとするべきことでもないのだ、と思う。だからこそ、あの自然発生的な大合唱は本当に奇跡的で、あの時だから意味があったし、感動したのだと思う。あの時あの歌声がNEWSに届いたみたいに、彼らが姿を現してくれたから、私たちの声がNEWSに届くんだって思ってしまった。錯覚してしまったのかもしれない。‬

‪あの瞬間、私は初めて、それまであまり好きじゃなかった合唱の力を知った。本当に必要な時には意味があるのだと。美しいものなのだと。

 

‬‪蛇足になるけれど、味スタの終演後の会場のファンが「生きろ」を歌っていたのも良かったよねえ。良い思い出。あの時もあの場にいた感情としては、開催できるのか、から当日まで天気とかあれこれ心配して、雨が降らずに無事にコンサートが終わって、楽しかったし安心したし暑さで疲れたしでみんな半ば放心してた。‬

‪そこに「生きろ」のオケが聞こえてきて、楽しかったなあって気持ちでみんな思わず口ずさんでた。まだ発売前で、所々歌詞が曖昧になることにちょっと笑ったりしながら。届けばいいなとか、届くかもしれないなんて考えてもなかった。2日目にオケが長くなってて、スタッフさんの心遣いが粋だな〜!ってなって、‬‪NEWS本人たちにも聞こえてたって分かったのは、それよりももっと後のことだったはず。だから、届いてた、聞こえてたってわかったとき、嬉しかったなあ。‬

 

‪本筋に戻ろう。私はNEVERLANDツアーで意味を持ったU R not aloneの楽曲の力をもって、この曲をちゃんと好きになることができた。コンサートで全身全霊で歌うNEWSを見るたびに、歌ってって言われて力の限り歌う気持ちよさを知るたびに、この曲の良さを再確認するし、好きだと思う。コンサートでも、テレビや円盤などで見る時は特に、シゲマスとコヤテゴで向かい合って歌うのも、メンバー同士の信頼感が感じられて好きだ。‬

‪テレビの演出で、エキストラを大量に使って合唱するのは、今でも正直あまり好きではない。やっぱり単純に、学生の合唱はそんなに好きではないから。別にトラウマも何もないけどね。でもNEWSが歌ってるから好きだし、NEWSだから楽しんで見られる。‬

 

ファンの自主企画って、別にわざわざ推奨しようという気はそんなに私にもない。ファンのエゴが何かを変えられるってあんまり思わない方がいい、とは思っている。それでも、2018年にたくさんハガキを送ったりした経験も経て、こと「NEWSとファン」の関係においては、ファンの行動の力を感じる経験を積み重ねてきてしまった。いざという時には、藁にも縋る思いで何かに祈るしかないのだ。だから、特にNEWSに関しては、複数人で周到に計画されていて、誰かに迷惑をかけるようなこともなさそうで、注意点の説明もしっかりなされているような、成功しそうな、信頼できると自分で判断した企画には乗ることにしている。ただ、想いがあわよくば届けばいいなって、それだけだ。別に伝わらなくてもいい。自分が何かできることをやったって思いたいだけ。後悔しないように、自己満足のためにやっている。

 

当たり前だけど、公式・非公式に関わらず、企画に参加するしないは自由だ。それで何か引け目を感じる必要もないと思っている。企画趣旨に賛同できるかどうかも人それぞれだし、単純にその時期余裕がなくて時間がないこともあるだろう。やりたい人がやるくらいでいいのだ、もともとそういうものだと思う。

疎外感がどうとか、内輪感がどうとかいう議論もあるけれど、NEWSとファンが内輪を向いていることなんて今に始まったことじゃない気がする。その内輪に飛び込んだのも自分で、その内輪が心地良いのも自分で、その内輪感が好きなのも自分だから、もうそこは開き直ることにしている。

 

それはそれとして、企画をきちんと成立させるためにあれこれ尽力されている有志の方々には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。ただ乗りしてどうこう言うのもお門違いだけど、本当にありがとうございます……!その行動力も適材適所で画像作ったり動画作ったりと能力がある人が集まっているところも素直にすごいなと思うし、尊敬しています。

 

結局、好きではなかった合唱の持つ力を知ったのも、あんまり好きではなかった楽曲を好きになったのも、NEWSのおかげで、NEWSが好きだからだ。歌に想いを託したいと願ってしまうようなこともそうだ。NEWSが好きな自分は、NEWSによってそういう自分にさせられた。それが嬉しい、好きだって感じている。

 

みんなのNEWSが大好きだって気持ちが、NEWSや、NEWSに関わる人や、NEWSを知っている人にも知らない人にも、どこかの誰かに届けばいいな。どうか。そんなことを願っている。